Tuesday, December 27, 2016

現代日本人文芸:二宮正治小説:小池都知事が歩む道:第1回:新連載

 二宮正治は小池百合子の歩む道に確かな手応えを感じていた。

「マスコミの中には小池百合子の事を悪くいう社もあるが、おおむね評判はいい。何よりうれしいの

が、若者に高い評価を得ている事だ」

 二宮正治は満足していた。

「東京が変われば日本の地方が刺激を受けて変わる。おれの生まれ故郷の広島も変わり始めた。

潰れる寸前の状態まで追い込まれていたが、復活への道を歩み始めた。小池百合子のおかげだ」

「二宮さんの目に狂いはなかったね」

 仲間がこう声をかける。

「おかげさまで、うまくいったよ」

「何よりも小池百合子には十代、二十代の支持者が多い事だ」

 二宮正治とその仲間は顔を見合わせた。

「小池百合子をリーダーに日本の政令指定都市は連携を深めて日本創生を目指すのだ」

「そうだ。国民一人ひとりが日本創生を目指す気概がないと」

「それにはまず東京創生だな。みんなでこれからも小池百合子を応援しような」

 二宮正治とその仲間はもう一度顔を見合わせた

 

 

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