Sunday, May 1, 2016

二宮正治小説:女性国会議員が恋をして何が悪い:P11

女性国会議員Aは大人のおもちゃに向かって、

「当分あなたのお世話にならなくていいみたい。しばらくお役目御免よ」

 こう言った。

4月の週末、Aは地味な格好をして東京郊外の貸し別荘に出かけた。

Aがその場所に到着すると、かかりつけの医師でAの恋愛相手Nはもうその場所で待っていた。

二人は顔を見合わせると、部屋に入りいきなり愛し始めたのだった。

全裸になったAはNに、

「私の愛し方であなたを愛していい」

 こう聞くと、

「お好きにどうぞ」

 この答えが返って来た。

熱いキスを何度も繰り返した後、AはNの乳首を舌で愛撫し始めるとNは、

「う、う、う、う、う、う、う」

 と喘ぎ始めた。

「気持ちいい」

「うん・・・・」

 この会話の後AはNの首筋に唇を這わせた。

中年の激しい愛の交歓がまた始まった。

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