Tuesday, July 26, 2016

二宮正治小説:実録東京都知事選:P8:(この物語はフィクションです)

「小池百合子さん、きれいになったねえ」
 
 選挙運動をしていると、人々が近寄ってきてこう言ってくれる。

小池百合子は最近鏡を見て、

「最近疲労が目立つ」

 こう思っていたのだ。

だが行く先々で、

「江戸っ子が応援しているぞ」

 この声を聞くと、体の底から力が湧いてくるのだった。

自民党員も処罰を覚悟の上小池百合子を応援してくれる。

「さあ、今日26日を含めてあと5日必死でがんばろう」

 朝早く朝食を取りながら自分にこう言い聞かせた。

「小池百合子じゃないと出来ない事を私はやってみせる」

 こう呟いて決意を新たにしたのである。

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